屋久島縦走~二日目

ツルティーヌ

2013年09月28日 00:00

9月28日(土)4時00分淀川小屋
あの水曜どうでしょうジャングルリベンジ『ブンブン』を彷彿とさせる小屋で
あったが、木曜日からの疲れがたまっていたのか朝まで熟睡できた。

本日の行程クリアと次の山小屋確保のため、早めの出発となった。

食事をして5時過ぎにヘッドランプを点灯し真っ暗な森の中に入っていった。
時折聞こえる動物の鳴き声が不気味でドキドキしながら先に進んで行くと
突然動物が現れる。


6時過ぎ日の出を迎える。



小花之江河、花之江河を過ぎ



とうふ岩




黒味岳にピストンを行ったが、結構岩場があったので分れにバックパックを
デポしてくれば良かったと何度も後悔した。
しかし黒味岳からの眺望が素晴らしく自撮りが出来たので、ある意味良かった。

ここで初めて携帯の電波が入ったので、バス会社に電話をして忘れた帽子を
帰りの白谷雲水峡発のバスで持ってきてもらうことになった。





奇岩をあちらこちらに見ながら宮之浦岳を目指す。
アップダウンが続く登りが足に利いてきて早くもバテ気味になった。






9時25分宮之浦岳登頂(1,936m)
ついに九州最高峰に登頂した。
九州本土最高峰(九重中岳1,791m)であまんじていたので感動もひとしおだった。

モッチョム岳方面


永田岳









ハンディ無線機で福岡と通話が出来たが、会話にまでは至らなかった。
一時間ほど山頂を堪能して先の昼食地点平石展望台に向かった。


平石水場



昼食の水を確保して本日昼食ラーメンライス




ここでのんびり昼食をとり、本日の宿泊地点の高塚小屋に向かう。








13時00分新高塚小屋通過
小屋も広いしテン場も広い、さらに水場も近いので逆コースの場合にお薦めだ。

14時00分、今年新しく建て替わった高塚小屋に到着
扉を開けると誰も居なかった。
三階建てのバルコニー付きでなかなか素晴らしい。
小屋の壁は紙管で隙間をシリコンチューブで埋めているので室内は明るい。



寝床を確保して、明日真っ暗でよく見えないと思われる縄文杉~大王杉まで先に見物に向かう。

縄文杉










縄文杉で食事用と焼酎用の水を汲んで今夜一緒に宿泊する方と
飲み屋の話で盛り上がって夜は更けていった。

焼酎が旨いのか水が旨いのか悩むほどうまい。(笑)





深夜、激しい風と雨が小屋を叩いたが、ネズミが走り回って何かをかじっている
音で眠れなかった。

目の前にネズミがいた時は心臓が止まりそうだった。汗

しかも、この小屋は出るという噂も有名だったのだ。滝汗



屋久島縦走三日目に続く。


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