北アルプス表銀座・常念山脈縦走(最終回)

ツルティーヌ

2016年05月10日 12:30

一晩中みぞれ混じりの雨がテントを叩き、強風であったが、披露が蓄積していることもありぐっすり眠れた。
装備が濡れても、もう下山するだけなので気にすることは無かった。

お隣のツエルトは倒壊?寸前
装備と雪渓を降りていく足取りを見るとかなりのスキルの持ち主のようで、登山口までご一緒させていただいた。
水は雪から作ってたり、ガスった常念を見て潔く登らず下山するあたりもスマートだった。





4月24日(日)6時15分常念小屋テン場
我々の頭の中は、風呂と何を食べるかとビールだけだった。
今年はアイゼンをつけて下山するぞ! (←去年滑落したからな。)






9時15分一ノ沢登山口
ここも踏み抜き地獄だったが、先導してもらったお陰で早く下山できた。 (雪の下が沢なのでたちが悪い)
熊の足跡があったよね?と聞かれてちょっとびびった。


タクシーでサンビレッジ安曇野へ着いたところでメンバーが登山口に財布を忘れたことに気がつく。
親切な人に拾われることを祈る。

お風呂に入って、駅で電車を待っている間に溜まったメールをチェックするとJetstarから欠航のお知らせが来ていた。
我々は大騒ぎになったが、翌日は皆仕事が忙しいのでキャンセルして新幹線で帰ることにした。
ホテル代と食事代、交通費まで出るので泊まりたかったのだが。 (新幹線高いし)


18時39分博多駅
旅を振り返りながら博多まで談笑した。 (財布が出てきたので一人は松本から穂高へUターン)

今回、3人のチームワークがすごく良く、楽しかった。
強風の予報が心配で代替案も検討していたが、天候に恵まれ予定通りに計画を実行できた。
沢山思い出が出来たし、勉強にもなった。

泣いたり、笑ったり、やっぱり山はいいな。


おわり。


最後に
はじめにも書きましたが、今回熊本地震が発生しメンバーと話し合いを重ねた結果、行くことを選びましたが、
被災され生活も困難な方が居る中、非常に心苦しかったです。

とはいえ、経済を停滞させることは先の震災でも経験したとおりですので、自粛はしないこととしました。
個人的には微力ながら親戚への援助と募金による支援とさせていただきました。

犠牲になられた方のご冥福と被災された皆様にお見舞申し上げます。



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