北アルプス表銀座・常念山脈縦走(蝶ヶ岳まで)
4月22日(金)6時50分徳澤園より
雪が出てきてからは、ラッセル、ルーファイ、踏み抜き地獄、用心しても何度も踏み抜くと疑心暗鬼になり自分が嫌になった。
踏み抜くごとに体力が削られ、ピッケルを刺しながら登る雪壁では数歩登るとゼィゼィ言った。
三歩歩いたらズボるといった高確率だった。滝汗
シャリバテか空気が薄いからか披露がピークのまま歩く感じだった。
妖精の池
樹林帯を抜けると蝶ヶ岳からの景色は穂高連峰、槍と近く絶景だった。
燕岳、大天井、常念から見る景色より圧迫感がある。
14時30分蝶ヶ岳ヒュッテ
ヒュッテに到着したら濡れて重くなった荷物を乾かすのに必死だった。
今日の辛さを思うと、明日以降少しでも軽くしたいからだ。
小屋開け準備で荷揚げのヘリが何度か飛んできた。
従業員総出で忙しそうだったがみんなの笑顔が印象的だった。
明日向かう常念岳が近くに見えるので気持ちは和らいだ。
(コースタイムは今日よりあるんだけどね。)
蝶ヶ岳ヒュッテ冬季小屋は貸切で電気を点けてもらって快適だったが、疲労困憊でこの夜も宴会そこそこに就寝した。
寒さに何度か目が覚めた。
星が出ていたが月夜だったので朝早めに起きればいいと自分に言い聞かせてシュラフに潜って寝た。
息苦しかった。(笑)
つづく。
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